ひとこと |
膀胱炎に気をつけましょう! | |
秋から初冬にかけてが膀胱炎を起こしやすい季節です。お腹を冷やす事 によって膀胱炎を発症するケースが殆んどです。 トイレの回数が急に増えたり,トイレ以外の所で排泄してしまったり, 尿の色がいつもと違っている時(赤い・濃いなど)は膀胱炎を起こして いる可能性もあります。 また,ネコ(特にオス)では膀胱炎が引き金となり膀胱結石が出来て, 尿が出なくなってしまう病気(FLUTD)になってしまう危険性もあり ます。ドライフードを与えられているネコに多く見られます。 気になる症状や行動がある時は,早めに診察を受けましょう。 |
フィラリア症の予防薬を忘れずに! | ||
まだ蚊を見かける季節です。 |
ノミ・マダニは、まだ活動期です! | |
ノミ・マダニをつけて来院するワンチャン・ネコチャンが多いです。 ノミ・マダニなどの吸血生物は、皮膚にトラブルを起こすだけでなく 伝染病や(消化管や血液の)寄生虫を媒介するので非常に厄介です。 良く耳にするヒトのネコ引っかき病も、イヌ・ネコに寄生したノミが 原因と言われています。 また、成熟したメスノミが10匹いるだけで、1ヶ月後には17万匹 になるというデータもあり、しかもノミは室内(じゅうたんや畳など) でも繁殖しますので、寄生してから駆除するのは大変面倒です。 最近、マダニの吸血によるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)により、 数人の方が亡くなっています。 マダニはお近くの公園などでも感染する可能性が高いです! 次項の説明を参考にお早めにノミ・マダニ対策を始めましょう! |
SFTSについて | |
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニに刺される事によって 起こるヒトの感染症で、致死率も高い恐ろしい病気です。 散歩時にワンちゃんに寄生したマダニが、庭などに落ちて敷地内で増え たり、室内に落ちたマダニがヒトを吸血する可能性も否定できません。 詳しくは、厚生労働省のHPをご覧下さい。 マダニはSFTSだけでなく、ライム病、犬バベシア症、猫ヘモバルトネ ラ症の感染源といわれています。 ノミだけでなく、マダニの駆除・寄生予防もしっかり行ないましょう! |
市販のノミ・マダニ駆除薬について | |
スーパーやペットショップさんで色々なタイプのノミ駆除薬(ノミよけ 薬も)を見かけますが,動物病院で処方する薬剤に大変良く似た剤形 の商品を目にします。 動物病院で処方されるお薬とは成分や効果が違いますので、お間違いの 無いよう、お気を付けください。 当院ではノミ・マダニだけでなくフィラリア、お腹の虫にまで効果 がある「オールインワン」タイプをメインに処方しています。 |
伝染病に気をつけましょう! | |
ワンチャン・ネコチャンの伝染病は命を落としかねない病気も多く、 また治療にかかる金額も予防注射数回分以上となってしまう事も多く あります。 室内飼育のワンチャンでも散歩や美容・ペットホテルなどの際に他の ワンチャンと接したり排泄物などから感染する可能性もあります。 またネコチャンの場合,外に一歩も出ない子でも感染する事がある伝染 病もありますので,完全室内飼育でも安心は出来ません。 定期的にワクチン接種をして,大切な家族の一員を恐ろしい伝染 病から守ってあげて下さい! |
(公社)神奈川県獣医師会 | 私が所属している県獣医師会のページです。 |
(一社)相模原市獣医師会 | 私が所属している地域獣医師会のページです。 |
獣医師広報板 | 獣医師のムクムク先生が管理されているサイト です。情報量・内容共に,日本で一番充実して いると思います。 |
神奈川県動物愛護センター | 平塚にある神奈川県の動物愛護センターです。 飼育・しつけ教室や里親探しなどを積極的に 行ってくれています。 |