ひとこと


  

ノミは冬場でも活動しています

冬場でも屋内ではノミの活動は活発に行われています。全国の動物病院
での調査結果では、
冬場でも犬で10.4%,猫では20.2それぞれ
ノミが寄生していました。
一般的に
気温(室温)が13℃以上でノミは寄生と繁殖を繰り返す
と言われています。
特に
室内で飼育しているワンチャン・ネコチャンは冬場でもしっかりと
ノミ対策を継続して行ってあげて下さい。

 

SFTSについて
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニに刺される事によって
起こるヒトの感染症で、致死率も高い恐ろしい病気です。
散歩時にワンちゃんに寄生したマダニが、庭などに落ちて敷地内で増え
たり、室内に落ちたマダニがヒトを吸血する可能性も否定できません。
詳しくは、
厚生労働省のHPをご覧下さい。

マダニはSFTSだけでなく、ライム病、犬バベシア症、猫ヘモバルトネ
ラ症の感染源といわれています。

ノミだけでなく、マダニの駆除・寄生予防もしっかり行ないましょう!

 

市販のノミ・マダニ駆除薬について
スーパーやペットショップさんで色々なタイプのノミ駆除薬(ノミよけ
薬も)を見かけますが,特に最近動物病院で処方する薬剤に大変良く
似た名前・剤形の商品をスポットオン(背中にたらす)タイプでも
目にするようになりました。

当院にかかっている飼い主さんの中にも,当院で処方したものと同じと
思ってペットショップで購入し,その後で効き目が違う事に気付かれて
あわてて来院される方がよくいらっしゃいます。

動物病院で処方しているお薬は市販の商品とは成分も薬の広がり方
も全く違いますので,
効果・持続力ともに違いがあります。
勘違い・お間違いのないようにして下さい
!!

 

伝染病に気をつけましょう
ワンチャン・ネコチャンの伝染病は命を落としかねない病気も多く、
また治療にかかる金額も予防注射数回分以上となってしまう事も多く
あります。

室内飼育のワンチャンでも散歩や美容・ペットホテルなどの際に他の
ワンチャンと接したり排泄物などから感染する可能性もあります。

また
ネコチャンの場合,外に一歩も出ない子でも感染する事がある伝染
もありますので,完全室内飼育でも安心は出来ません。

定期的にワクチン接種をして,大切な家族の一員を恐ろしい伝染
病から守ってあげて下さい

 

レプトスピラ病について
レプトスピラ病はヒトにも感染する「人畜共通感染症」の1つで、
届出伝染病にも指定されています。
動物病院で「7種」以上の混合ワクチンを定期的に接種してもらって
いるワンチャンは(ほぼ)安心ですが、「6種
(6種も含む)」以下の
混合ワクチンしか接種してもらっていないワンチャンは感染する可
能性があります。

病院で発行されたワクチン証明書を確認してレプトスピラが入ってい
ない時には、早めにレプトスピラワクチン接種をしてあげましょう。

レプトスピラ病について詳しくお知りになりたい方は、左にある鳥の
アニメをクリック
して下さい。

 

(公社)神奈川県獣医師会 私が所属している県獣医師会のページです。
(一社)相模原市獣医師会 私が所属している地域獣医師会のページです。
獣医師広報板 獣医師のムクムク先生が管理されているサイト
です。情報量・内容共に,日本で一番充実して
いると思います。
神奈川県動物愛護センター 平塚にある神奈川県の動物愛護センターです。
飼育・しつけ教室や里親探しなどを積極的に
行ってくれています。